ハンはどこへ? - アルマトイ動物園の謎

ビタミン剤を常飲しているのに定期的に口内が荒れて辛いあこです。おはようございます。

今日はカザフスタンアルマトイ動物園のユキヒョウ飼育について書きたいと思います。

 

先日このような記事をニュースサイトで見つけました。

www.aeroflap.com.br

カザフスタンの航空会社エア・アスタナがユキヒョウのラッピング機材を導入するとのことです。エア・アスタナは社名の通り首都アスタナを本拠地にしています。残念ながら日本には就航していません。

 

 

カザフスタン、そしてユキヒョウときたら、旧首都アルマトイからやってきた亡き

シンギズ、更に父の故郷へ旅立ったマイヤとハンを連想します。

下記は2016年3月のニュースです。

www.zakon.kz

 

全てロシア語で書かれているので簡単に翻訳します。

「2008年から順に同園に寄贈されたユキヒョウたち6頭が相次いで亡くなり、現在アルマトイ動物園にユキヒョウはいない」という内容のものです。

2008年同園に寄贈されたマイヤ(Майя)はこの記事の中で言及されており、肺炎のため亡くなったことが明記されています。ですが、異母弟のハンについては入園したとも死亡したとも書かれていません。

 

www.sports.kz

 

上記は2011年、アジア冬季競技大会がアスタナとアルマトイでおこなわれるにあたって大会シンボルとなったユキヒョウを取り上げた記事です。

キリル文字で書かれた「Хан」をローマ字になおすと「Han」となります。この記事によって2011年当時にハンがアルマトイ動物園で生存・飼育されていたことが証明されました。亡きシンギズ、マイヤについても言及されています。また記事の中には、「現在アルマトイ動物園にはハン1頭しかいない」とも書かれています。

 

 

そしてアルマトイ動物園入園後に消息を絶ったユキヒョウがもう1頭見つかりました。先日取り上げたミミの妹Siriのペアリング相手となったAkitoの弟であるOttoⅡです。

www.volksstimme.de

この記事はOttoⅡと同日誕生の妹Theophanuがロシアのカザン市動物園へ移動することを伝えるものですが、文中に兄のOttoⅡは既にアルマトイへ移動したことが明記されています。2012年の秋に移動したようです。移動後の彼に関するニュースはありませんでしたし、先にご紹介した2016年のニュースにも名前は出てきません。

 

 

ではこの2頭はどこへいったのか?

個人的には、この2頭も同じく肺炎で斃れたのではないかと考えています。園に確認を取ったわけではなく、あくまで推察です。そもそもこのあたりの園は情報が乏しい上に非常にいい加減です。

 

ru.sputniknews.kz

こちらの記事はユキヒョウ保全に関する昨年の記事です。こちらの文中に「アルマトイ動物園にユキヒョウはいない」と書かれていますし、園公式サイトの動物紹介にもユキヒョウはいません。現在も飼育していないものと思われます。

 

私は血統を調べるにあたって各国の動物園に諸々問い合わせたのですが、このアルマトイ動物園にだけはメールをしませんでした。なぜだかわかりませんが、ただなんとなく、触れてはいけない部分であるように思えたのです。

 

ハン、OttoⅡがどうなったのか、もしもご存知の方がいましたら教えてください。